宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

どこでも宅建士 とらの巻(2021)

──その最大のメリットは?

5月24日(月)に、LECの『どこでも宅建士 とらの巻』の最新版が発売された。

メジャーなテキストとしては、2021年4月1日に施行されている法律に完全対応した唯一の参考書ではないだろうか?

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同じLECには、3分冊の『合格テキスト』もあるが、こちらは最新の法改正には未対応で、しかも3冊合わせて1,200ページを超える。

通読用というより、『パーフェクト宅建士 基本書』(住宅新報出版)と同じで、どちらかというと調べるためのテキストといった感じ。

その点『とらの巻』は、『合格テキスト』の半分にも満たない500ページほどしかなく、通読用としても調べ用としても使える。

それでいて合格に必要な情報量にも不足することなく、40点以上を狙える教材だ。

また『とらの巻』は、同じLECの『ウォーク問』全3冊とリンクしていて、ウォーク問の問題番号と肢番号も記載されている(下段)。

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これは相互を照らし合わせて勉強するのに大変便利だし、時間の節約にもなる。

それゆえ『とらの巻』を購入するのなら、同時に『ウォーク問』❶~❸も購入した方が良いし、その方が効率的なのは間違いない。

私はこの4冊はセットと捉えている。

──2021年度の法改正

昨年は民法大改正の影響で、権利関係のみならず、宅建業法にも法改正が反映された。

もちろん今年度もその影響から逃れることはできないが、それとは別に、2021年度から施行されている新たな法改正にも目を向けなければならない。

都市計画の決定手続きの一部や所得税の住宅ローン控除、贈与税、登録免許税にも法改正があったが、次に掲げる重要事項説明の2つの法改正については必ず抑えてほしい。

【IT重説】

一定の条件のもと、宅地や建物の賃貸借に限ってテレビ会議などのITを活用する「IT重説」が行われてきたが、2021年3月30日より売買・交換でもそれが可能となった。

ただし相手方に対し、あらかじめ取引士が記名押印した重要事項説明書(+添付書類)を送付しておかなければならない。

【水害ハザードマップ】

市町村の長が提供する「水害ハザードマップ」に対象となる宅地・建物の位置が表示されているときは、当該宅地・建物の所在地を重要事項として説明しなければならない。

売買・交換だけではなく、宅地や建物の貸借でも重要事項説明は必要とされる。

──その他の特徴は?

息子の健斗が合格した年の翌年(2015年)から、とらの巻には「とらの子」と称した30ページほどの小冊子が付属するようになった。

これがなにげに役に立つのだ。

簡易なまとめ本だが、薄いので本試験当日に会場へ持っていくのに便利である。

重要語句が淡い赤文字になっていて、赤シートで隠して覚えられる仕様だ(赤シートは付属していない)。

内容的には基本的なものばかりで、最終チェックとしても利用できるだろう。

価格も、他のメジャーな教材が3,000円前後するのに対し、この『とらの巻』は税込み2,420円と良心的である。この点も評価したい。

過去問に分野別の『ウォーク問』を選択した人には必須テキストだし、法改正が万全なので、他のテキストをお持ちの方も「サブテキスト」として手元にあると重宝する。

試験に出ない部分を大胆にカットするなど、内容を凝縮しているため初学者向けではないが、図や表が多くて文章も読みやすい。

箇条書きされた“とらの巻”(全部で232箇所ある)を、知識の抜け防止としてチェックするだけでも相当に力になるはずだ。

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終盤の追い込み期は、『とらの巻』と『ウォーク問』の計4冊に絞って、勉強を加速させていくのがベストな方法だろう。

宅建の市販テキストは数多くあるが、4月までの法改正に完全対応したメジャーなテキストを求めるのなら『とらの巻』一択である。

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