宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

分野別過去問集(2021)

──はじめに

年度別過去問集の市販本は、ほとんどの場合、10~12年分の過去問が収められている。数にして500~600問(題)くらいである。

対して「分野別過去問集」は、理由は不明だが二極化が進行中である。11~13年分の大容量タイプと、5~6年分のコンパクトタイプだ。

大容量タイプは、収録問題数が550~650問と充実しており、コンパクトタイプは、250~300問と大容量タイプの半分ほどである。

中間の7~10年分が見当たらないが、これは不思議な現象だと思う(昨年は日建の『どこでも過去問』3冊が直近10年分の過去問を収録していたが、今年から300問へと数が減った)。

かねてより私は、分野別でも10年分以上の問題数は必要だと訴えてきたので、大容量タイプを中心に解説していきたい。

このタイプの分野別過去問集は、メジャーなものは現在3種類しかなく、既出の「一問一答式を斬る」に倣って◎◯△を付しておいた。

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──大容量タイプをランク付け

出る順宅建士 ウォーク問 過去問題集❶~❸ (東京リーガルマインド/LEC)

言わずと知れた分野別過去問集の最高峰『ウォーク問』である。❶権利関係が169問、❷宅建業法が180問、❸法令上の制限・税・その他が201問で、合計550問の過去問が収めてある。

直近10~12年間に縛られず、平成以降のすべての過去問の中から、外すことのできない頻出・重要問題をピックアップしてある。

奇問、悪問の類いは含まれていない。LECは法律系の大手予備校で、ウォーク問の歴史も30年以上と長く、信頼度はピカイチだ。

問題の重要度に応じて、特A、A、B、Cの4段階に分けられている。右ページに設問、その裏側が答えと解説というレイアウトで、そこだけは賛否が分かれるところだろう。

答えが✕の問題のみ、通常の解説の上に太字の黒文字で「一行解説」が置かれている。B6サイズの小型版で3分冊になっており、外出時の持ち運びにも便利である。単色刷り。

スッキリとける宅建士 論点別12年 過去問題集 (TAC出版)

一見、年度別過去問集のように見えるが「分野別過去問集」である。上記のウォーク問と違って1冊本だが、本を5つにばらすことができ、そのうちの1つは昨年10月の本試験問題だ。

上下2段で構成されており、左ページが設問で右ページが答えと解説である。ウォーク問と比べると、解説はややあっさりしているが、紙面は見やすい。一行解説はない。

直近12年分の過去問が、法改正によって成り立たなくなった権利関係の一部と一昨年以前の統計問題を除き、すべて収められている。

問題数は、昨年10月試験分を含めて約580問。A5サイズの2色刷り。

上記『ウォーク問』のレイアウトに違和感を覚えた人は、こちらを使っても良いと思う。1冊本なのに、問題数はウォーク問より若干多い。

過去問宅建塾❶~❸ (宅建学院)

テキストに『らくらく宅建塾』を使用している人は、分野別にこちらを選択しても構わないと思う。一応、両者はリンクしているからだ。

左ページに設問、右ページに答えと解説というレイアウトは上記TACと同じだが、上下2段にはなってなく、見開き2ページで問題1つ分という構成である。2色刷りで一行解説はない。

TACと同じA5サイズではあるが、分野別に3冊に分かれている。収録問題数は3冊とも200問余りで、合計では約650問と一番多い。

ただ本の大きさと収録問題数の多さからくる外観上の威圧感があり、途中で挫折する人も少なくない。解説部分に妙な語呂合わせが載っているなど、らくらく信者以外は使いにくい。

──コンパクトな分野別過去問集

過去問5~6年分のコンパクトタイプは、時間のない人向けだろう。余裕を持って合格したいのなら、10年分以上は必須だと思う。

ただし、駿台かパーフェクトのように1,200問以上ある「一問一答集」をマスターした後なら、あるいは使用してもよいかも知れない。

一問一答800問→分野別過去問300問で合格する人もいるとは思うが、やや心もとない。さすがに40点以上での合格は厳しいかと、、

コンパクトタイプの代表的なものとして、ユーキャンのテーマ別(250問+実力チェック模試)や合格のトリセツ(300問)、みんなが欲しかったの論点別(約310問)などがあるが、私がオススメしたいのは次の3冊である。

わかって(合格)る宅建士 分野別過去問題集 (TAC出版)

収録問題数は305問、A5サイズの2色刷り。一行解説あり(権利のすべて+それ以外の一部)。

複雑な権利関係には、設問の下に「図解」が用意されており、理解の助けになる。また解説の下には「ここがポイント」と題して重要論点が整理されており、実践的だ。

どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問 (建築資料研究所/日建)

昨年まで『どこでも過去問』として3分冊で発売されていたが、収録問題数を480問→300問に減らして1冊本として再編集したもの。

問題数は減ったが「一行解説」があり、長所は引き継がれている。A5サイズの2色刷り。

パーフェクト宅建士 分野別過去問題集 (住宅新報出版)

有名な「パーフェクト」シリーズの分野別過去問集。300問あり、A5サイズの2色刷りだ。

上記2冊に比べるとやや地味だが、本来の解説とは別に、赤文字の「一行解説」が置かれるなど使い勝手はよく、歴史も古い。