宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

合格予想点を考察する(10月分)

少し遅くなってしまったが、10月の本試験に頑張って挑まれた皆さんに敬意を表したい。結果がどうであれ、この経験は、今後の皆さんの人生に必ずいい影響を与えるものと信じる。

まだ12月試験があるので、その人たちにも頑張ってもらいたいが、とりあえず10月試験を終えた皆さんはご苦労様でした。

さて、各予備校と講師陣の合格予想点は、下記の宅建速報.comで見ることができる。

https://takken-sokuhou.com/

今年は35点から40点まで、実に6点もの開きがある。これは例年と比べても異常なことだ(例年の開きは概ね4~5点)。

昨年の合格基準点が35点なので、全体として、昨年よりは問題が易しかったことが読み取れる。実際、権利関係を除けば、昨年より問題が解きやすくなっているのは事実だと思う。

それでも例年と比べて、極端に問題が易しかったかといえば、必ずしもそうではない。私が最近、Twitterに上げたものを掲げてみる。

昨年と比べてですが、平均点は

 権利-1
 業法+2
 法令・税その他+1

といったところでしょうか。
普通に考えれば37点が妥当だと思いますが、今年は新型コロナの影響で不測の事態となったので、合格点の予想がほんと難しいです。
合格率を20%にするなどの救済措置があれば、さらに下がるかも、、

昨年の35点は、合格率が17%だったことを考慮すれば、36点に近い35点だったといえる。その点を加味すれば、今年は37ないし38点だと予想できなくもない。

だが今年は、新型コロナの影響で、受験生の環境そのものが例年とは大きく乖離している。

宅建試験は、毎年20万人ほどが受験する国内屈指のマンモス国家試験だ。本試験会場での密を避ける必要性から、より多くの教室を確保しなければならなくなった。

しかし、そのための試験会場を確保すること自体が困難となり、本試験は10月と12月に分割を余儀なくされてしまったのだ。

約60年の歴史がある宅建試験では初めてのこと。これには受験生はもちろん、予備校の講師陣らも戸惑いを隠せなかったと思う。

今年が例年と異なる点を、プラス面とマイナス面に分けて並べてみよう。

【プラス面】

・コロナ禍での外出自粛に加え、職場での仕事量が減って在宅ワークが増えるなど、自宅で勉強時間を捻出することが比較的容易だった。
・みやざき先生をはじめ、吉野先生や棚田先生など著名な宅建講師らの無料のYouTube動画が増え、予備校に通わなくても勉強しやすい環境にあった。

【マイナス面】

・新型コロナの影響で、本試験が10月と12月の2つに分かれ、また試験が本当に行われるのかなど、不安な気持ちを抱えながら勉強せざるを得なかった。
・予備校に過度の期待を抱いていた受験生が、予備校を諦めて通信にするか、独学にするかの選択をしなければならない場面もあり、出鼻をくじかれた。
・約120年ぶりに民法が大改正され、今年はそれが施行された最初の年となったので、本試験にもそれがいくつか反映されてリベンジ組は大変だった。

新型コロナに民法の大改正。この2点が例年と大きく異なるところだ。もちろん本試験が2分された点も大きい。

そこで10月試験での予想合格点だが、通常の年ならば37ないし38点で問題ないと思う。しかし今年は通常の年ではない。不測の事態といっても過言ではないはずだ。

通常の年の場合、受験生の約6割が独学者というデータがある。いうまでもなく、通学者と独学者では合格率がかなり異なる。平均点一つとっても、3点以上の開きがある。

宅建試験の合格率は、平均すると約16%だ。通学者の平均合格率は約40%で、独学者だと約10%になるらしい。通信の場合もあるが、ここでは触れないでおく。

このデータが意味するものは何か?

今年はコロナの影響で、資格学校を躊躇して、独学を選択する受験生の割合が増えた。正確にどれだけ増えたのかまでは分からないが、割合が増えたことは確かだと思う。

加えて、各予備校に本試験での自己採点データを提供した受験生の数が、例年に比べて異様に少ない。半数近く減っている予備校もある。

そもそも試験後に、率先してデータを提供するのは高得点の人たちが多いのではないか?

例年のデータ通りなら、合格基準点は37点か38点かも知れないが、今年は例年と違う。

各予備校の合格点予測が、こういった点も考慮にいれて出したものなら文句はいえない。だが、これらを一切考慮せずに、例年と同じやり方で弾き出した予想点だとしたら、、

私が思うに、例年とは異なる変化を取り入れて合格予想点を出している予備校もあれば、例年通りの算出方法で予想点を出している予備校もあるのではないか?

つまり、両パターンが混在しているような気がしてならない。

すべての資格学校に、私が直接電話を入れて確かめたわけではないので何ともいえないが、多分そういうことだと思う。

そういった数々の要素を加味すれば、予備校が出している平均的な予想点よりも、1点ほど低くなるのではないかというのが私の考えだ。

もちろん断定はできないが、恐らく36か37点あたりの合格基準点に落ち着くような気がする。

場合によっては、新型コロナで負担を強いられた今年の受験生に、若干合格率を引き上げるなどの救済措置をとる可能性だって否定できない。

実際、救済措置は数年前に行政書士試験で実施されている。宅建試験の機構側としても、合格者数をあまり減らしたくはないだろう。

その場合、35点の芽も出てくるかも知れない。

いずれにせよ、これは私の推測であって、現実のところは12月2日(水)の合格発表日まで待つしかない。

いざ発表されたら、救済措置など一切なく、合格基準点も38点だった、なんて可能性もゼロではないのだから、、

ほんと今年の合格点予想は難しい。

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