宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

12月27日受験の方々へ

──はじめに

今年はコロナの影響で、本試験日が10月18日12月27日の2つに分かれてしまった。ともに日曜日である。

10月18日受験の方々は、これまで通りに過去問中心の学習を続けていってほしい。中でも宅建業法のマスターに時間を割き、最終的には、正解率100%になるまで極めてもらいたい。

対して12月27日受験の方々だが、こちらの学習方法は、大きく2つに分けて考える。

──10月試験でも大丈夫だった人

1つ目は、このまま学習を続けていけば、恐らく10月の本試験でも合格していたと思われる方々。本試験が2ヶ月以上も先延ばしとなり、モチベーションの維持が一番の課題であろう。

コツコツと下準備をしてきて、これからラストスパートをかけようと思っていた矢先、12月受験になってしまったのなら尚更だ。

9月、10月をリフレッシュ期間とし、11月から勉強を再スタートさせるのも一つの手かも知れない。

しかし、2ヶ月もまったく勉強しないと、それまで築き上げてきた知識が大きく抜け落ちてしまう可能性がある。それだけは回避したい。

そのために、9月と10月は「一問一答集」だけを毎日少しずつ進めていくことを私は提案する。四択の過去問集より負担が軽いのもいい。

一度仕上げた一問一答集であれば、一日30分程度の時間を費やせば十分だろう。スキマ時間を使ってもいいし、寝る前に解いてもいい。

近い将来、他の上位資格(行政書士や司法書士、不動産鑑定士など)を受験する予定の方々は、9月と10月を「民法の学習」に充てるのも妙案だろう。

宅建試験の枠を超えて出題される民法。これをこの期間に学習しておくことは、将来を見据えて考えれば決してムダにはならないはずだ。

もちろん民法の大部分は、宅建試験にも役立つことは言うまでもない。

──10月試験だと厳しかった人

2つ目は、10月試験だと合格が厳しかったであろう方々。そういう人たちは、本試験が12月になったことをラッキーだと思っているのではないか?

だが私が思うに、10月試験でまったく歯が立たないレベルの人たちは、12月試験でも恐らく合格は難しいに違いない。

仮に、10月試験を受けていたら半分の25点しか取れなかったとしよう。そういう人たちは、

「12月ならば時間があるし余裕だろう」

とは言えないのだ。

25点を35点に引き上げるには、3~4倍の努力が必要だからだ。

そのことをしっかりと認識できていなければ、12月の試験でも合格は厳しいと言わざるを得ない。

9月1日から仕切り直して勉強を始めた場合、12月27日までは4ヶ月弱。知識がゼロだとしたら、さすがに時間が足りない。

10月試験を受けていれば、25~30点くらい取れたであろう人をメインに話を進めていく。

使用教材は、私が以前に「出遅れてしまった人たちへ」というブログ記事の中で推薦したもの。すなわち、次の5点の教材である。

・宅建士 一問一答セレクト600(TAC)

・どこでも宅建士 とらの巻(LEC)

・出る順宅建士 ウォーク問❶~❸(LEC)

まず『一問一答セレクト600』を10月の本試験(18日)前までに、遅くとも10月末までにマスターする。その際、右ページの解説をしっかり読んで理解する。

解説を読んで分からなければ、該当箇所を『とらの巻』で調べる。つまり『とらの巻』は、通読用ではなく、調べるために用いるのだ。

TACの『一問一答セレクト600』の正答率が95%を超えたら、次はLECの『ウォーク問❶~❸』である。ウォーク問は『とらの巻』とリンクしているので、思いの外使い勝手がいい。

ウォーク問を解く順序としては、❷の宅建業法から始めることをお勧めする。業法に関しては、95%ではなく100%の正解率を目指してほしい。

少しでも曖昧な箇所があると、近年よく出題される個数問題に足をすくわれてしまうからだ。

業法の次は、❷の法令上の制限・税・その他に手を付ける。税を除き、法令と5問免除は、業法と同じく100%を目指して頑張ってほしい。

税は、少なくとも不動産取得税と固定資産税は必ず抑える。それ以外の税は、余裕がある人だけ手を付ければいい(注・印紙税は今年のヤマかも知れない)。

地価公示法と不動産鑑定評価基準は、毎年どちらかが出題されるのでマスターしておく。マスターといっても、過去問が解ければそれでOKだ。

❶の権利関係は、後回しでも構わないし、C問題はやらなくてもいい。権利に関しては、ある程度絞り込むことが可能だからだ。

権利関係の核心部
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/08/23/173228

だからこそ『ウォーク問』は、❷→❸→❶の順に手を付けた方が効率的なのである。

──総括すると、、

結論からいえば、「出遅れてしまった人たちへ」の中で取り上げた学習計画を、2~3ヶ月ほど後にずらした形となる。

出遅れてしまった人たちへ
https://www.paparing-takkenshi.com/entry/2020/05/30/212607

この記事の中の学習計画を先延ばししたものが、12月受験の方々に向けた計画表だと理解していい。そのまま応用が利くからだ。

直前期に、市販の予想模試を解くことも忘れないでほしい。予備校のオープン模試も、1つくらいは受けておいた方がいいと思う。

私はこれらの学習法が、12月試験の方々にはベストだと信じる。

だが勉強法なんて千差万別なので、きちんとした自分の学習スタイルをお持ちの方なら、その勉強法を貫いた方がいい。

しかし勉強法が確立していない受験生にとっては、この記事は大いに参考になるはずである。

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