宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

改正民法の条文穴埋め&一問一答②

──法改正部分は狙われやすい

法律系の資格試験は、法改正部分が試験に出題されやすい傾向にある。至極当然のことだと思う。

特に宅建試験ではそれが顕著だ。肢の数でいえば、年に3~5くらい。6肢という年もあった(2018年)。

民法が約120年ぶりに大改正され、施行後、初の試験となる今年は、例年以上に改正部分が数多く出題されるものと予想される。

宅建試験の権利関係は、問題数が全部で14題あるが、民法だけなら10題だ。内訳は、概算だが総則が2題、物権が3題、債権が4題、相続が1題といったところである。

民法の主な法改正は債権法でなされ、総則と相続の一部でもなされている。このことから今年は少なくとも4題、多ければ7題ほど、法改正部分が民法問題に反映されるものと推測できる。

毎年、法改正の対策を立てずに本試験を受けて合格する方も少なからずいると思うが、今年ばかりはそういうわけにはいかない。まったく対策を立てなかったら不合格になると考えた方がいい。

宅建試験に関していえば、今年は建築基準法の法改正もあり、民法の法改正と共に、しっかりと対策を練ってから本試験に挑んでもらいたい。

──代理人の行為能力

第102条 制限行為能力者が代理人としてした行為は、( a )の制限によっては取り消すことができない。ただし、制限行為能力者が他の制限行為能力者の( b )としてした行為については、この限りではない。

❶制限行為能力者も代理人となることができ、制限行為能力者が代理人としてした行為は、行為能力の制限によって取り消すことができる。◯か✕か?

❷代理人は本人のために法律行為を行う者であるから、代理人の授与のときに行為能力を有することが必要であるのに対し、使者は、本人の完了した意思決定を相手方に伝達する者であるから、その選任のときに行為能力を有することは必要ではない。◯か✕か?


──代理権の濫用

第107条 代理人が( c )又は( d )の利益を図る目的で代理権の範囲内の行為をした場合において、相手方がその目的を知り、又は知ることができたときは、その行為は、( e )がした行為とみなす。

❸本人所有の甲不動産を処分するための代理権を与えられているAが、Bに甲不動産を譲渡する際、Bから受け取る代金は専ら自己の借金の返済に使うという意図をもって代理人として契約をしたが、Bは取引上相当な注意をしてもAのそのような意図を知ることができなかった場合、本人に契約上の効果が帰属する。◯か✕か?


──自己契約及び双方代理等

第108条 ①同一の法律行為について、相手方の代理人として、又は当事者双方の代理人としてした行為は、( f )がした行為とみなす。ただし、( g )及び( h )については、この限りではない。
②前項本文に規定するもののほか、代理人と本人との利益が相反する行為については、( i )がした行為とみなす。ただし、( j )については、この限りではない。

❹同一の法律行為について、相手方の代理人として、又は当事者双方の代理人としてした行為は、いかなる場合であっても無権代理行為とみなされる。◯か✕か?


──代理権授与の表示による表見代理等

第109条2項 第三者に対して他人に代理権を与えた旨を( k )した者は、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間で行為をしたとすれば前項の規定によりその責任を負うべき場合において、その他人が第三者との間でその代理権の範囲外の行為をしたときは、第三者がその行為についてその他人の代理権があると信ずべき( l )があるときに限り、その行為についての責任を負う。

*新設規定につき過去問なし。


──代理権消滅後の表見代理等

第112条2項 他人に代理権を与えた者は、代理権の( m )後に、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間で行為をしたとすれば前項の規定によりその責任を負うべき場合において、その他人が第三者との間でその代理権の範囲外の行為をしたときは、第三者がその行為についてその他人の代理権があると信ずべき( n )があるときに限り、その行為についての責任を負う。

*新設規定につき過去問なし。

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【条文穴埋めの答え】a 行為能力、b 法定代理人、c 自己、d 第三者、e 代理権を有しない者、f 代理権を有しない者、g 債務の履行、h 本人があらかじめ許諾した行為、i 代理権を有しない者、j 本人があらかじめ許諾した行為、k 表示、l 正当な理由、m 消滅、n 正当な理由

【一問一答の答え】❶✕ ❷✕(使者の記述は正しい) ❸◯ ❹✕