宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

解く順序と時間配分®️

──はじめに

今回のテーマは、宅建の本試験問題の「解く順序」と、各分野の「時間配分」について。

どうやって正解肢を導き出すかに意識が向かいがちだが、こういう情報を事前に知っておくと戦略も立てやすくなるというもの。

闇雲に1番から順に解いていって失敗した例をいくつも耳にしているので、見過ごすわけにはいかないと思い、記事を残すことにした。

──解く順序について

まずは本試験問題を解く順序について。その前に、権利関係、法令上の制限、宅建業法をはじめとする3大分野などが、どのような順序で振り分けられているかを確認しておきたい。

 ..1~14 権利関係
 15~22 法令上の制限
 23~25 税など
 26~45 宅建業法
 46~50 免除科目

解く順序は、およそ次の「3パターン」に分けられると思っていい。

オーソドックスに1~50までを順に解く。
15~50の順に解き、最後に1~14を解く。
26~50を先に解き、次に15~25を解く。そして最後に1~14を解く。

もちろん、これ以外の解き方もあるが(統計を先に解くetc.)、ほとんどの受験生はこの3パターンのどれかに当てはまる。

本試験のマークシート用紙は、左半分が1~25で、右半分が26~50となっている。

5問免除者は、問題が1~45までしかないが、ここでは約8割を占める一般受験者のために解説していきたい。

宅建より上位の法律系資格の合格者や、法学部生やロースクールの学生またはOBなど、民法が得意な人ならば、普通に①のやり方で解いていけばいいと思う。

しかし権利関係に苦手意識を持っている人は、②か③のやり方を試してほしい。

本試験の2時間は長丁場である。問題を解いていると段々と集中力も切れてくるものだ。

宅建業法を得点源にしたい人は、③の順序で解いていくことをお勧めする。私も息子の健斗も、③のやり方で臨んだ。

法令上の制限が得意な人、あるいは法令を苦手としていない人は②のやり方でも構わない。

権利関係は、他の分野よりも考えさせられる問題が多く、解くのに時間がかかる。だから最後に、じっくりと時間をかけて解く。

権利が苦手な人が①のやり方で解いていくと、時間もかかるし、焦って法令以降の問題のミスを誘発する可能性がある。

それを極力避けるためにも、②か③のやり方で解いていった方が無難であろう。

──時間配分について

宅建試験は、全50問を2時間(120分)で解く試験だ。これを単純に、120分÷50で、1問あたりに使える時間を計算すると「2分24秒」となる。

更に、1肢ずつに細分化した時間を出せば、2分24秒は144秒だから、144秒÷4で「36秒」となる。

これだけしか時間がないと捉えるか、これだけの時間があるんだと前向きに捉えるか、、

ところが事はそう簡単ではない。宅建試験の問題には、瞬時に答えが出せる問題もあれば、5分考えても答えが出せないものもある。

業法あたりは、報酬額の問題を除けば、案外早く答えにたどり着くもの。恐らく1問あたり2分もかからない。1分かからずに解けてしまう問題だってある。

逆に、権利は考えさせられる問題が多く、当然のことながら時間もかかる。時間配分は、権利とそれ以外の2つに分けて考えた方がいい。

だから私は、権利の14問のみ各3分、権利以外を各2分を解いていくことをお勧めする。

権利以外の36問を解くのに、2分×36=72分すなわち1時間12分、権利の14問を解くのに、3分×14=42分かけるわけだ。残りの6分を予備時間もしくは見直し時間とする。

時間配分の戦略としては、ざっとこんなもの。もちろん、早く解ける問題もあれば、5分経っても解けない問題もあるので、この時間配分が絶対的な基準ではない。

あくまでも目安として捉えてほしい。

──時間配分の補足

権利は1問あたり約3分、権利以外なら約2分。この部分だけは、大雑把でもいいから頭に入れておいた方がいい。

ただし、例外もある。業法と法令で出題される次の計算問題には注意が必要だ。

報酬額の計算(業法)
建ぺい率の計算(法令)
容積率の計算(法令)

これらの計算問題は一筋縄ではいかない。とても2分で解けるような代物ではない。

かといって、業法や法令は得点源にしなければならないので捨て問にはできない。だから多少時間がかかってでも解く。そのために、

「権利以外の問題は2分で解く」

の括りは外す。すべての問題で括りを外すのではなく、これらの問題のみ外すのだ。

また権利以外は2分で解くと言ったが、業法などは1分~1分30秒ほどで解ける問題も多いので、ここで少し時間に余裕が生まれる。

そのためには、業法の過去問はすべてマスターし、瞬時に解答できるようにしておきたい。

「反射的に解く」

という言い方に置き換えてもいい。

ご存じのように、宅建試験は一肢あたりの問題文が長い。他の資格試験と比べてもそれは顕著だ。すべての問題文をじっくりと読んでいると時間が足りなくなってしまう。

業法の問題が反射的に解けるようになれば、少なくとも時間が足りなくて焦るということはなくなる。マークシートをすべて埋められなかった、という最悪の状況もほぼ避けられる。

本試験における時間短縮のカギは業法が握っている、といっても過言ではない。

時間が足りなければ、解く順序も時間配分も意味をなさなくなる。だからこそ業法の過去問を完全マスターし、余裕を持って本試験に取り組めるようにしてもらいたい。

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