宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

勝利の方程式とは?

──はじめに

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私は以前、Twitterに次のようなツイートをしたことがある(一部修正済み)。

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まず「一問一答」をマスターし、その後で「四択の過去問」を仕上げれば、それが合格に結び付くのだと。私や息子の経験に裏打ちされた理論。これに関しては絶対的な自信を持っている。

それをこれから順に説明していきたいと思う。

──一問一答の重要性

一問一答のメリットは、上で示したように「一つ一つの肢を精緻に分析する癖が身に付くこと」だ。だがもう一つメリットがある。それは、

「近年よく出る個数問題に対応する力が付く」

という点である。

個数問題とは、正しいものはいくつあるか、誤っているものはいくつあるか、といった肢の数を答えさせる問題だ。これには消去法が使えず、すべての肢の正誤が判らないと解けない。この個数問題を解く力を養うのに、一問一答は最適なのだ。

四択問題で消去法の練習ばかりしていると、肢を精緻に分析できなくなる可能性がある。一問一答を通さずに四択問題から着手すると、こういったことが起こりやすいのだ。

また正解肢以外の肢を疎かにしたり、正解番号を覚えてしまう可能性だってある。

例えば、1番の肢が正解肢だと気付いたら、2~4番の肢とその解説文を読まなくなることだって考えられる。そうなると回転数をいくら増やそうが力は付かない。正解番号を覚えてしまったら尚更だ。

だからこそ、まず「一問一答」から着手しなければならないのだ。一問一答は、言い換えれば◯✕問題である。四択問題の正解肢の番号と違って、◯✕は記憶に残りにくい。もちろん良い意味でだ。

もう少し具体的に解説していこう。

やはり駿台の『一問一答』をベースに話を進めていく。理屈の上では、他の一問一答集とも共通する話なので、他社の一問一答をお持ちの方もしばらくお付き合い願いたい。

駿台の76ページの183の問題(H17-5-4)である。まずは正誤を判定してみてほしい。

「不動産に留置権を有する者は、目的物が金銭債権に転じた場合には、当該金銭に物上代位することができる。なお、留置権者は、金銭債権について、その払渡しの前に他の債権者よりも先に差し押さえるものとする」

この問題の結論をいえば、答えは✕だ。続けて以下の説明を順に読んでもらいたい。

例えば『パーフェクト宅建の一問一答』では、左ページに問題、右ページが答えと解説になっている。この点は駿台も同じだが、次の2点が異なる。

駿台の『一問一答+予想模試』は赤を加えた2色刷りなのに対し、『パーフェクト宅建の一問一答』は単色刷りという点。このへんはまだいい。

右側の答えと解説のところだが、駿台には◯✕のすぐ右に「一行解説」が置かれている。しかも◯✕と同じ赤文字で。これがたいそう便利なのだ。もちろん、通常の解説はそのすぐ下にある。

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この一行解説は『パーフェクト宅建の一問一答』やユーキャンの『一問一答集』にはない。昨年お薦めした日建の『重要肢攻略999』には、✕の問題についてのみ一行、二行解説が置かれている。

最初のうちは、問題を解いたら解説もすべて読むだろうが、何度も繰り返しているうちに、解説を読むことがだんだん億劫になってくる。そんな場合に、この「一行解説」がすこぶる便利なのだ。

私は、この駿台の『一問一答』を使っている皆さんに、単に◯✕の判定ができるようになるだけではなく、その右横の「一行解説」が言えるくらいガッツリやり込んでほしいと思っている。

通常の解説まですべて覚えろとは言わないが、この一行解説くらいは正直モノにしてほしい。

そこまでやれて、なおかつ正答率が95%以上になったのなら、次は四択の過去問集である。

──四択問題の注意点

市販の四択問題集には、次の3タイプがある。

年度別過去問集
分野別過去問集
予想問題集(直前予想模試を含む)

何故かは不明だが、宅建の初学者は、過去10~12年の「年度別過去問集」を選びがちである。しかし年度別は、かなりの実力者が夏以降にやる分にはいいが、初学者には掴み所がなく荷が重い。

最後の「予想問題集」は、一通りの過去問学習を終えた人が直前期に手を付けるもので、早い時期から初学者が解いてもほぼ意味がない。

一問一答を終えた人が次にやるべき四択問題集は、LECの『ウォーク問』に代表される「分野別過去問集」である。分野別だから同じ項目の問題を集中的に解くことができ、実力が付きやすい。

これも私の経験だが、分野別過去問集をきっちり仕上げれば、もはや年度別はいらない。後に年度別をやるくらいなら、時間を計って「直前予想模試」を解いた方がはるかに力になる。

私が合格した当時、まず『パーフェクト宅建の一問一答』をマスターし、次に『ウォーク問』に手を付けた。すると想像以上に面白いことが起きた。

最初から『ウォーク問』の正解率が、すこぶる高かったのだ。なんと宅建業法が一周目から正解率が9割5分に達し、権利関係が9割、法令上の制限・税その他でさえ8割5分を超えていたのである。

「何が起こったんだ?」

私は自分の目を疑った。確かに『パーフェクト宅建の一問一答』はすべて過去問の肢から成り立っている。でも『ウォーク問』と被っているのは、体感的に5割くらいのはず。にも拘わらずこの正解率!

当時の『パーフェクト宅建の一問一答』の収録問題数は1200問程度(現在は1500問以上)。駿台の『一問一答+予想模試』とさほど変わらない。

詳しい理由は不明だが、いきなりあの正解率を叩き出したのは紛れもない事実。最初からあの正解率だったから、残りの間違えた問題の復習にも大して時間はかからなかった(確か50題ほど)。

一問一答をマスターしてから四択の過去問に移るこのやり方は、今でも立派に通用する。

駿台の『一問一答』だって、すべて過去問の肢から成り立っているのだ。問題数も、当時の『パーフェクト宅建の一問一答』と変わらない(1234問)。

あれから10年の歳月が経っているとはいえ、一問一答をマスターしてから四択の過去問に移って、四択の過去問の正解率が8割を下回ることはない。断言してもいい。

もし下回ったのなら、一問一答が十分に消化できていなかっただけ。95%以上の正答率に達していなかっただけである。

最後にもう一度だけ言うが、一問一答をマスターしてから四択の過去問集で仕上げるこの勉強法が、最も効率のいい勉強法だと私は確信している。

何故か?

それが「勝利の方程式」だからである。

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