宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

孤独に打ち克て®️

──資格学校か独学か?

私も息子の健斗も、資格学校(予備校)や通信講座は利用していない。

健斗が2年目に、総合資格の「無料オープン模試」と、LECの「ゼロ円模試」と「ファイナル模試」を受けたくらいだ。

資格学校については、家から近いとか、会社の帰りに寄れるなど、交通の便がよければ私は行きたかった。プロの講師の生の講義を聴けるし、同じ目標を持った仲間に出会えるから。

しかし残念ながら、LECやTACや大原は、家からも職場からも遠かった(名古屋市)。

岡崎市にある総合資格と日建は、会社とは真逆の方角にあり、なおかつ車で片道45分くらいかかるので厳しかった。

だから私は「独学」を選択した。というより選択せざるを得なかった。通信講座も考えたが、当時は今ほど充実しておらず、また内容のわりに高価なのが嫌だった。

勉強を始めた当初は、どんなテキストを使用したらいいのかさえ分からず、近所の書店で成美堂の『合格テキスト』を買って読んでいた。

途中で『らくらく宅建塾』の存在を知ってそちらに乗り換え、その後、らくらくの簡易版『まる覚え宅建塾』→『パーフェクト宅建の一問一答』『とらの巻』『ウォーク問』3冊という順に手を付けていった。

あと部分的ではあるが、『パーフェクト宅建の要点整理』という要約テキストも使用した。

今にして思えば、成美堂とらくらく宅建塾の2冊は必要なかったと感じている。

──独学の注意点

独学にも、もちろんメリットはある。まず教材費と受験料以外にあまりお金がかからない。自分のペースで勉強を進められるetc.

だがやはりデメリットも大きい。

学習計画を立てても、ほとんどの場合、計画倒れに終わる。勉強をさぼろうと思えば、いくらでもさぼることができる。

今日は仕事で疲れた、頭痛がする、やる気にならない。毎日のようにそんな言い訳をしていたら、合格などできるはずもない。

だからこそ独学を選択した人には、人並み以上の強靭な意思の強さが求められるのだ。

私の場合、同じ目標をもった仲間がいれば、モチベーションも維持できると思った。資格学校が無理ならば、周りにそういう人がいないか探してみた。会社の同僚や昔からの友人に、

「一緒に宅建合格を目指さないか?」

と声をかけたりしたが、誰一人として真剣に耳を傾けてくれなかった。

別に宅建でなくてもいい。何らかの資格を目指している人がいれば、それがモチベに繋がると思ったが、徒労に終わった。

学生時代ならまだしも、社会人になれば皆忙しいのだ。私は自分自身にそう言い聞かせた。だから私は、誰かに頼らず、たった一人で勉強していくことに決めた。

孤軍奮闘とはこのことである。

当時はまだ息子たちが小さかったので、土日に家で勉強することが難しく、図書館や公民館の自習室、車の中や公園のベンチなどで勉強していた。母の病院の待合室もそうだ。

独学の最大のデメリットは、いつでも怠けられることだと思うが、私の場合は「孤独との闘い」であった。独りで勉強していると、突然センチメンタルな気持ちになることがある。

これが私にとっては曲者だった。

──ジャン・シベリウス

独学を決心した私は、フィンランドの作曲家シベリウスの音楽を聴くことが多くなった。

私はもとよりクラシック音楽が好きで、モーツァルトやベートーヴェン、ブラームス、マーラーなどをよく聴いていた。

シベリウスのCDも何枚か所有していたが、そちらはあまり熱心には聴いていなかった。

ところが孤独に身をおくと、不思議とシベリウスが恋しくなるのだ。

「シベリウスの音楽には人が一人もいない」

誰の言葉か知らないが、言い得て妙である。

フィンランドの厳しい自然の中に育ったシベリウス。その作風は他の作曲家とは異なり、人間の喜怒哀楽がほとんどなく、北欧の大自然そのものだ。ひんやりとした空気感までもが音楽を通して伝わってくる。

カラヤン指揮の交響曲第4~7番のCD(グラモフォン盤)は、今でも私の宝物である。

──同質の原理とは?

皆さんは「同質の原理」という言葉をご存じだろうか。アメリカの精神科医アルトシューラーが提唱した理論で、

「気分が落ち込んだ時に明るい音楽を聴くのは逆効果で、落ち込んだ時ほど悲しい曲や寂しい曲を聴いた方が精神的に改善する」

というものだ。

音楽療法の一つらしいが、私は自分自身がそれを身をもって実感しているから、この理論はすんなりと受け入れることができた。

同じ孤独でも、モーツァルトやシューマンは部屋の片隅の孤独といったおもむきだが、シベリウスのそれは、寒冷な大自然に一人身をおくような孤独なのだ。

いわば「究極の孤独」である。

宅建のような国家試験は、詰まるところ「自分との闘い」である。それは孤独を受け入れ、それに打ち克つことを意味する。

孤独を恐れてはいけない。孤独をむしろ味方にし、自身を孤独と共に成長させてほしい。集団の中での対人関係も大切だが、反面、孤独がないと人は成長しないものだ。

そして合格した暁には、孤独を受け入れ、それに打ち克ったから合格できたのだと、堂々と語り継いでもらいたい。

私は本気でそう思っている。

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