宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

史上最年少合格へ④

──小学6年生

いよいよ健斗も、最上級生の小学6年となった。友達の中には、中学受験を目指している子もいる。その子らを横目に、健斗は宅建合格を目指す。

内心は複雑だったと思う。健斗の成績は、学年でも上位3本の指に入るほどだったから、、

始業式の次の日には、クラスで学級4役を決める選挙があり、またしても学級委員に選ばれた。小4、小5、小6と、3年連続の学級委員だった。

こうして健斗の小学6年の学校生活は幕を開けた。クラスには仲のいい友達(親友)も何人かいて、幸先のいいスタートが切れたと思う。

──予備校のオープン模試

委員会活動の他に、5月には運動会もあって、健斗は慌ただしい日々を過ごしていた。

そんな中、岡崎市にある総合資格学院で、受講生以外でも参加ができる「宅建の無料オープン模試」が6月に行われることを知った。健斗にはその旨を伝えた上で、早速応募することにした。

これまで市販の宅建模試は何度か解いてきたが、予備校主催のオープン模試は一度も受けたことがなかった。昨年、本試験を受けたとはいえ、時間内に問題を解くいい練習になるだろうと私は思った。

そしてオープン模試当日。時間は、本試験と同じ午後1時から3時までの2時間だ。まだ時期的に早いのか、模試を受けにきた人は数人程度だった。

昨年、本試験を経験している健斗は、緊張することなくオープン模試に取り組んだ。私はその間、別室で待機していた。

2時間が経過しても健斗が戻ってこないので、様子を見にいくと、講師の方が答案用紙を採点していた。普段ならば2週間後に郵送なのだが、人数が少なかったのでその場で採点してくれたのだ。

健斗の分を採点し終わると、講師の方は目を白黒させながら健斗に答案用紙を返却した。

「君、本当に小学生?」

そう呟いて渡された答案用紙を見ると、

「41点」

と赤ペンで記されていた。

どうやら今日参加した受験生の中では最高得点だったらしい。そして昨年の本試験で2点足りなかった話や、市販の模試の最高点が40点だった話をその講師にすると、より一層驚いた様子だった。

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会場を後にして自宅に戻ると、その夜からまた、いつものように日建の『一問一答777』を使って宅建の勉強を続けていった。

──苦渋の決断

私は健斗に、LECの『ウォーク問』も並行してやるように促したが、飽きたのか、どうも乗り気にならない。仕方ないので、しばらくは『一問一答777』だけで勉強していくことを勧めた。

次の日曜日、私は健斗を誘って、再び市内の書店へと向かった。健斗は日建がお気に入りだったので、日建の『基本テキスト』『どこでも過去問』(分野別の3冊)を手に取り、どう思うか訊ねた。

「これ見やすい。買ってくれるの?」

やはり予感は的中した。健斗には日建が合っているのだ。本来ならば、年度の途中で教材を変えることは御法度だと思う。しかし、このままモチベーションが低下することを恐れた私は、LECから日建へシフトすることを選択した。苦渋の決断だった。

日建のテキストと過去問の計4冊をその書店で購入し、その日から健斗は、心機一転、改めて宅建の勉強をスタートさせた。ただテキストはLECの『とらの巻』より分厚いので、分からないときに、辞書のような使い方をするようにアドバイスした。

LECの『ウォーク問』3冊は、平成元年以降の本試験問題から、重要な問題を500問セレクトしてあるのに対し、日建の『どこでも過去問』3冊は、直近10年間の問題が、没問と2年以上前の統計問題を除いてすべてが収められている(489問)。

*最新版の収録問題数は、LECが計550問、日建が計491問となっており、当時とは若干異なる。

日建の『どこでも過去問』は、『ウォーク問』と違って2色刷りである。小学生の健斗には、やはり色の付いたテキストや問題集が合っているようだ。

加えて日建は、直近10年間の本試験問題が収められているから、LECと違って最新の出題傾向を知ることができるというメリットもある。

LECの『ウォーク問』の復習に難色を示していた健斗だが、日建の『どこでも過去問』では、自ら進んで勉強していく姿勢が見てとれた。低下しかけていたモチベーションがまた復活したのだ。

このままの勢いで約一ヶ月、夏休み前まで『どこでも過去問』を中心に勉強を続けていった。