宅建・史上最年少合格者の父による宅建合格ブログ

宅建・史上最年少合格者(当時小6)の父による宅建合格ブログです。これから宅建士試験にチャレンジする方々(特に独学で頑張っている人)に、最短距離で合格を勝ち取るためのノウハウを提供します。ぜひ一読してみてください。

テキスト至上主義の弊害

──テキストだけでは合格できない

宅建試験の学習において、テキストに比重を置きすぎる勉強法が一番効率が悪い。

仮に、テキストだけを隅々まで覚えて過去問を解かずに本試験を受けた場合と、テキストなしで過去問だけを繰り返し解いて本試験を受けた場合とでは、明らかに後者の方が合格率は高いだろう。

過去問は100%本試験で出題された問題だか、テキストはそうではない。

テキストには、過去に問われていないこともたくさん掲載されており、そういったものの大部分は、近い将来に出題される可能性も低い。

要するにムダが多いのだ。そして、テキストの内容を完璧に覚えてから過去問にトライすることを考えている受験生のほとんどは、テキストを完璧にできないまま終わる。当然、過去問も未消化のままだ。

こうして多年受験生化していく。

宅建試験は、高校の世界史や日本史のように、教科書中心の勉強では通用しない。そういう意味では、むしろ数学に近いのかも知れない。多くの問題を何度も解くことで高得点を期待できるからだ。

これまでに数え切れないほどの資格学校の講師や、合格を手にした先輩方が、口を揃えて

「過去問を繰り返し解いてください」

と言っているのに、それに耳を傾けようとしないテキスト至上主義者が、今でもこの日本にたくさんいることが残念で仕方がない。

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──自動車学校から学ぶ

前回の記事でも少し触れたが、自動車学校の学科試験を思い出していただきたい。

自動車学校では、入校すると受講生全員に「教本」が配布され、学科の授業はその教本を中心に進められていく。そして、卒業前の学科試験では、100問ほどの◯✕問題が出題される(愛知県試験)。

その学科試験に合格するために、皆さんはどんな勉強をされただろうか?

配布された教本を隅々まで暗記して学科試験に挑んだのか。それとも、過去に出題された大量の◯✕問題を何度も解いて挑んだのか、、

もちろん、教本も少しは勉強しただろう。しかし大半の受講生は、過去問の◯✕問題を解くことに時間を割き、それで合格できたのではないか?

確かに、宅建試験と自動車学校の学科試験とでは、難易度が異なる。四択問題と◯✕問題(二択問題)という出題形式の違いもある。だが着目点はそこではない。世の中には過去問で乗り切れる試験が数多くあり、宅建試験もその内の一つということだ。

宅建試験の過去の合格者の中で、テキストのみで合格した人を私は知らない。唯一、予想問題を繰り返し解いて受かった人を「合格体験記」で読んだことがあるが、ほとんどすべての合格者は、過去問をマスターして本試験に挑み、合格している。

テキストが不要だと言っているのではない。テキストは最初にさらっと1~2回読んで、あとは過去問を解いていく過程で、分からない箇所に出くわしたとき、辞書のような使い方をすればいい。

前回の記事でも述べたが、テキストと過去問の時間比率は、2対8である。テキストが2で、過去問が8だ(3対7までは許容範囲内)。

テキストに5以上の時間を割いている人は、今すぐにでも、過去問中心の勉強に改めなければならない。何度も言うが、テキストはさらっと、過去問にたっぷりと時間をかける。例外などない。

多年受験生にならないために。そして、今年の宅建試験に「合格」するために。